MicroMouseとは
極めて小型で精密かつ高速動作する自律ロボット開発に挑戦
マイクロマウス競技は第1回大会から大きなルール変更がなく、蓄積された高度な技術に触れることができます。その反面、新規参加の敷居の高い競技であり、そのきっかけを本機構が支援します。また、国際的な大会を通して、国際親善・連携についても促進します。
学べる・経験できる分野(一例)
- 超小型な車輪移動自律ロボットの研究開発
- マイコン等を用いた組み込みシステム開発
- 精密かつ高速動作を実現する制御器開発
- 迷路走破のための探索アルゴリズム開発
競技概要
小型自律ロボットが未知の迷路を走破する時間を競う
マイクロマウスは小型な自律移動ロボットが迷路の走破に挑み、ゴールまで到達する速さを競う競技です。
この競技は、1977年にIEEE(米国電気電子学会)が提唱したことに始まり、日本では1980年より「全日本マイクロマウス大会」として 毎年開催され、我が国で初めての「ロボコン」として30余年全日本大会が開催され続けている、世界でも最も歴史あるロボット競技会です。
(マイクロマウス公式サイトより)
マイクロマウスでロボットが走破する迷路は16区画×16区画の合計256区画に分かれた正方形となっており、スタートはそのうち1つの区画、ゴールは中心の4区画です。迷路の1区画は18cm×18cmであり、迷路全体は3m×3mほどの大きさです。ロボットは、最初はこの迷路がどのようになっているのかの情報は持っておらず、探索をしながらゴールまでの経路を見つけ出します。持ち時間中に最短ルートを探索し、最速でスタートからゴールまで走破できるかを競う競技です。
競技の様子
出展:YouTube Robert McGregor