機械・回路・プログラミングを学んでチームで大型ロボットを作る地域クラブ、Scrambleジュニアロボットチーム発足!
事業概要
小・中学生が現役エンジニアや大学・高専教員の指導の下でチームを組み、大型ロボットを作って本機構主催のエンジニア選手権への出場を目指します。チームでのロボット製作を通じてものづくりや工学の知識を実践的に学びます。学校だけでは学べない高度なエンジニアリング教育を、地域のエンジニアから学ぶ地域部活動、地域課外活動としての整備を目指しています。
現在は、京都府精華町、大阪市、愛知県豊田市の拠点で約40名の小・中学生が参加して活動中。個人でロボット競技に参加したことがある子や、ロボット製作は初めてという子まで様々です。
背景
2022 年から「初心者的内容だけでは満足できない!」 という子ども達を対象に「ロボットプログラミング講座」「メカデザイン講座」「電子工作講座」を開催し、好評を博しました。しかし、単発の勉強会では継続しての学びを提供することが難しく、習得した知識間のつながりがわかりにくいといった課題があります。また、通常のロボット教室は個人プレーですが、本来のエンジニアの仕事はチームワークが重要であり、チームで1つのものを創り上げる過程を経験する場を作ることが残された課題でした。
そのため、ジュニアロボットチーム事業では、習い事やスポーツチームのように練習(演習)を経て、チームで1つの大型ロボットを製作して大会(対外試合)に挑みます。目指す大会はチームで大型ロボットを作り、競いあうロボット競技です。この取り組みの学習内容や仕組みを全国各地に広げることで、サッカーや野球のチームのように身近にロボットチームがあり、誰もが簡単に科学技術を学べる社会を目指します。
ロボット競技会出場チームの"少年野球チーム化"
ジュニアロボットチームは地域の小中学生の習い事として、エンジニア選手権参加を通じてチームでものづくりの基礎を学べます。チームで協力して1台のロボットを創り上げるプロジェクトへ参加いただき、ものづくりの知識や能力だけでなく、コミュニケーションやプレゼンテーションの能力といった社会の一員として活躍するための力も身に着けることができます。
ロボット製作を通じて次世代のエンジニアになろう!
・知識や技術を学びながら実践し、新しいものを製作することで創造力を高めます。
・発展的な知識に実際に触れることで、教科書を読むだけではわからない楽しさを体験し、理工系科目の学習意欲を高めます。
・チームで製作を進めることで、コミュニケーション能力・プレゼンテーション能力が身に付きます。
・キットを組み立てるだけではなく、イチからロボットを設計することで、答えのない課題に対して失敗から学び、最後までやり遂げる力が身に付きます。
・ロボットの設計を通して、論理的思考力・空間認識能力を高めます。
募集対象
小学5年生から中学3年生が対象となります。
一から学べる基礎講座も用意していますので、一緒にロボットの世界を探検しましょう!
2023-24シーズンのメンバー募集は終了しています。
次回の募集は詳細が決定次第、本機構WebサイトやSNSでお知らせいたします。
(募集に関する個別のお問い合わせは受け付けておりません。)
参考:「ジュニアロボットチーム2023-24シーズンメンバー募集開始!」のお知らせ
所属チーム
チーム名 精華フレンテJRT 拠点 けいはんなイノベーションセンター |
チーム名 JRT豊田ジラソーレ 拠点 豊田市内 交流館 |
チーム名 JRT大阪ヴェルテックス 拠点 RoBO&Peace(ATCビル内) |
これまでの実績
2023-24シーズンの活動内容
エンジニア選手権2部リーグ2023出場の様子
2022年度の活動内容
関西春ロボコン出場の様子
2022年度は19回8か月に渡る活動期間を経て、関西春ロボコンへ参加し、一回戦を突破しました!
全22回活動ダイジェスト映像
活動の様子はこちらから!
メディア掲載実績
- BSよしもと「ワシんとこ・ポスト」-2023年4月13日放送
- NHK総合(大阪地域)「ほっと関西」-2023年3月24日放送(放送アーカイブはこちら)
- NHK総合(近畿地域)「おはよう関西」-2023年3月24日放送(放送アーカイブはこちら)