~大学・高専のロボコンチームの新人戦で大学生相手に一勝し、健闘しました~
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次世代ロボットエンジニア支援機構(所在地:京都府相楽郡精華町、代表理事:川節拓実、通称Scramble)が2022年7月に設立した「Scrambleジュニアロボットチーム」は2023年3月11日にアクティブ・スクエア・大東 体育館(大阪府大東市)で開催された春ロボコン2023(関西大会)に出場し、大学生・高専生相手に健闘しました
大会結果
今回開催された「春ロボコン2023(関西大会)」には、Scrambleジュニアロボットチーム(小学5年生から中学2年生までの11人、2チーム)の他に西日本の各地の大学・高専から合計14チームが出場しました。大会は予選リーグと決勝トーナメントの構成で行われ、Scrambleジュニアロボットチームの2チームはそれぞれ下記の予選リーグで大学生、高専生と対戦しました。
予選Aグループ:次世代ロボットエンジニア支援機構「Scramble-Cube」/京都大学「京大機械研究会」/香川高専高松キャンバス「まごころ屋」/京都工芸繊維大学「トイトイ」
予選Bグループ:次世代ロボットエンジニア支援機構「Scramble-Fly」/香川高専高松キャンバス「高松玩具」/舞鶴高専「ゆーでぃー」
Scramble-Cubeチームは予選1勝2敗、Scramble-Flyチームは2敗という結果で予選敗退となってしまいましたが、両チームともすべての試合で練習通りの動きを見せ、得点を重ねて会場を沸かせました。
春ロボコン(関西大会)2023 Scramble-Cube vs 京大機械研究会(京都大学)
春ロボコン(関西大会)2023 Scramble-Fly vs 高松玩具(香川高専高松キャンパス)
受講生からのコメント
【Scramble-Cubeチームキャプテン 上川路君 コメント】
今回僕はロボットの操縦はせず、横から操縦者をサポートしていました。
1試合目に勝ったときはすごく嬉しかったし、負けた時は少し悔しかったです。
他のチームのロボットが全部スゴかったのでそういうのを見られて勉強になったので、また次につなげていきたいと思いました。
【Scramble-Flyチームキャプテン 鈴木君 コメント】
今回大会に出て勝つことは出来なかったんですけど、練習通りに動けた試合もあったのでそこは成果が出たかなと思います。2試合目は上手くいかなかった部分もあったので、そこはいろんな事に対応して練習することが大事かなと思いました。
監督からのコメント
【Scramble-Cubeチーム監督 小林 雄一郎 コメント】
残念ながら予選敗退とはなりましたけども、60点、60点、35点ということで今できる最善は尽くせたのではと思います。子ども自身も最後はちょっとミスがあったと分かっていたみたいなので、そのミスをどうやって減らしていけるかというのをまた学んでいただければ良いかなと思います。
【Scramble-Flyチーム監督 水野 海渡 コメント】
子ども達にとっては悔いの残る結果になったと思うんですけど、素直にロボットのベストを大会当日に出せたというのは誇って欲しいですし、次につなげていければいいのかなと思っています。
Scrambleジュニアロボットチームとは
2022年から初心者的内容だけでは満足できない!という子ども達を対象に、ロボットプログラミング講座・メカデザイン講座・電子工作講座を開催し好評を博しました。しかし、単発の勉強会では継続しての学びを提供することが難しく、習得した知識間のつながりがわかりにくいという課題があります。また、通常のロボット教室は個人プレーですが、本来のエンジニアの仕事はチームワークが重要であり、チームで1つのものを創り上げる過程を経験する場を作ることも残された課題でした。そのため、今回は8カ月間月2回程度の活動期間で、習い事やスポーツチームのように練習(演習)を経て、チームで1つの大型ロボットを製作して大会に挑みます。
この取り組みの学習内容や仕組みを理系の地域部活動として全国各地に広げることで、サッカーや野球のチームのように身近にロボットチームがあり、誰もが簡単に科学技術を学べる社会を目指します。
参加大会概要
大会名:春ロボコン2023(関西大会)
主催:関西春ロボコン運営委員会
日時:2023年3月11日
会場:大阪府大東市 アクティブ・スクエア・大東 体育館
公式サイト:https://関西春ロボコン.com/