概要
Scramble robocon Team Encouragement Program(STEP)は、ロボットコンテストに出場する学生チームに対し、一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構(Scramble)が物品を提供する公募型助成事業です。
STEPの趣旨には学生の主体性と発信力の向上が含まれるため、申請書の執筆や提出は学生自らの手で行われます。
実施報告
- 2022年度は、27チーム(15競技)からの応募を頂きました。
- Scramble会員5名・外部協力者5名の合計10名で構成される審査会は14チームを採択し、
これに基づいてロボット部品・書籍・設備など多岐にわたる支援を実施致しました。 - Scrambleは、今後も意欲ある学生への支援、および支援に向けた基盤づくりを強化していきます。
採択チーム報告(プレスリリース)
ロボットコンテストに特化したチーム支援プログラムの2022年度採択チーム決定!
採択チーム紹介
採択チームの応募書類紹介
採択チームの申請書において、特に審査員からの評価が高かったポイントを紹介します。今後の申請の参考になれば幸いです。
参加するロボットコンテストについて教えてください。
①参加するロボットコンテストの概要 ②そのロボットコンテストの面白さ、難しさ
掲載チーム「同志社大学 DERC CanSatプロジェクト」様
【担当者コメント】
コンテストを簡潔に説明しており、CanSatを初めて知った審査員にも面白さや難しさが分かる丁寧な書き方でした。
貴チームについて教えてください。
①チームでの取り組み、困難、対処の工夫(製作・技術面) ②チームでの取り組み、困難、対処の工夫(チーム運営面)
掲載チーム「大阪大学 Robohan」様
【担当者コメント】
チームの現状や課題を説明し、解決策を具体的に述べています。組織体制を図示していることも審査員の理解を助けるポイントでした。
本助成制度の役立て方について教えてください。
①チームとメンバーの成長のために取り組んでいる活動(予定も含む) ②その活動に本助成制度をどのように役立てるかの方向性
掲載チーム「大垣市立西部中学校 ST」様
【審査員コメント】
- ロボカップに対する熱意がよく伝わる申請書でした。様々な活動に積極的に参加し、自分たちのロボットを成長させているのを感じます。自分たちの活動に留まらず、未来の後輩たちの成長へもつなげてくれることを期待しています。
- 地域単位で、ロボカップ仲間を増やす、技術力を向上するという目標が掲げられており、視野の広さがすばらしいと感じました。