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2022 FIRST(R) Robotics Competition Hawaii RegionalにおいてScrambleがFIRST Dean’s List Finalist Awardを受賞!

日本人からの受賞は2018年以来、2例目となる快挙!

次世代ロボットエンジニア支援機構(通称Scramble)のFIRST(R) Robotics Competition(以下FRC)チームに所属する藤井悠伍君(京都市立西京高等学校3年)が、2022 FRC Hawaii RegionalにおいてFIRST Dean’s List Finalist Awardを受賞しました。西日本初となるFRCチームの発起人である藤井君は、参加2年目にして、地区大会から2名のみ選ばれるFinalist Awardの受賞者となりました。

本情報はPRTIMES様でもプレスリリース配信しております。

右端が藤井悠伍君

 

FIRST Dean’s List Awardと今回の受賞について

FIRST Dean’s List Awardは学生の優れたリーダーシップと献身を称えて贈られる賞であり、このうちFinalist Awardは各地区大会から2名のみ選出されます。各Awardの受賞者は、「個人的な技術的専門知識と成果を達成しながら、チームとコミュニティをFIRSTとその使命に対する認識を高めるように導いた現在の学生リーダーの好例」であるとされ、海外の有名大学からも大きな関心が寄せられます。

藤井君はその類い稀なる起業家精神と情熱で西日本初のFRCチームであるScramble-FRCを設立しました。初年度(2021シーズン)のキャプテンとして様々な困難を乗り越えチームの活動を軌道に乗せ、Rookie Game Changer Award獲得につなげました。アウトリーチ活動では、多くの人にSTEAM教育を届ける方法としてオンライン形式でのロボット教室のアイデアを見出しました。選考においてはこれらの点をアピールし、この度のFinalist Award受賞に至りました。

藤井君受賞コメント

今回の受賞を嬉しく思います。チームの活動を0から始める中で様々なことがありましたが、苦楽をともにしたチームメンバーを初め、支えて下さった企業スポンサー及び個人サポーターの皆様に感謝申し上げます。今まで私達のチームが取り組んだ活動が、地域や日本の学生の刺激になり、また青少年に対する科学技術教育の知見になれば幸いです。これまでの活動で得た学びを今後の創意工夫に繋げて行きたいです。

 

Scramble-FRCチームについて

Scramble-FRCはScrambleの重点強化チームとして2020年9月に発足したチームで、京都府精華町のけいはんなオープンイノベーションセンターを拠点に10数名の中高生が活動しています。メンバーの多くは京都府や奈良県在住ですが、ScrambleではSlackやDiscordなどのオンラインツールを用いた情報共有基盤を整えているため、例えば関東など遠方の地域からオンラインで参加しているメンバーもいます。FRCへの初挑戦であった2021シーズンは、ロボット教室などのアウトリーチ活動を通してFIRSTの理念を体現していたことが評価され、新人チームの傑出した成果に対して与えられるAwardであるRookie Game Changer Awardを獲得しました(過去のプレスリリース)。

FIRST(R) Robotics Competition (FRC)について

アメリカのNPO法人FIRSTが15~18歳を対象に主催する国際ロボットコンテスト(https://www.firstinspires.org/robotics/frc)で、世界35カ国より約3,800チーム、9.5万人以上が参加しています。毎年1月にロボット競技のルールが発表され、世界各地で開催される地区大会までの約2か月で50kg程度の大型ロボットを製作します。ロボット製作には、3D CADを用いた機構設計、3Dプリンタや工作機械を用いた部品製作、自律制御や遠隔操作の為のプログラミングなどのスキルが必要となります。FRCの競技は、3つのチームで1つの連合チームを作り競い合うことが特徴で、世界各国から集まる他チームと英語でコミュニケーションする能力も必要です。地区大会のロボット競技で好成績をおさめたチームや、後述するアウトリーチ活動が高く評価されたチームは、アメリカで開催される世界大会への出場権を手にします。

FRCのキャッチコピーに”More than Robots”があり、この言葉は「FRCは単にロボットを作るだけのコンテストではない」ことを表しています。ロボット製作以外に、社会問題の解決やSTEM教育の普及といったアウトリーチ活動の実施もコンテストの一環です。また、日本からFRCの大会に参加するためには渡航費用を含め年間約300万円以上の資金が必要になりますが、これはすべてチーム自らが調達しなければなりません。そのためチームは企業とのスポンサー契約や各種助成金への応募などを通じて資金を集める必要があります。

 

「一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構(Scramble)」について

Scrambleは、日本のものづくりを担う次世代のエンジニアの育成、およびものづくり業界・文化の活性化をミッションに掲げています。ロボットコンテストを人材育成の場として活用し、様々なロボットコンテストに出場する学生・子ども達への製作費やメンター提供、ものづくりスペースの提供など多岐に渡る支援事業を実施しています。また、学生・子ども達から現役エンジニアまで全世代のスキルアップや初学者の参入障壁を下げる取り組みおよび非エンジニア層に向けた広報活動などを展開し、エンジニアを憧れでカッコいい職業に感じてもらい界隈の人口増加を狙う事業を展開しています。

【法人名】一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構
【所在地】京都府相楽郡精華町精華台7-5-1けいはんなオープンイノベーションセンター209号室
【代表者】代表理事 川節 拓実(大阪大学助教)
【設立】2020年5月18日
【URL】https://scramble-robot.org/
【事業内容】次世代のエンジニア育成・支援、ものづくり界隈活性化
【詳細資料】https://prtimes.jp/a/?f=d62410-20220403-9f2a685f7ee1907feafda88a74c6d038.pdf

 

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【年会費】1口5,000円より
【募集期間】2022年7月31日まで
【お申し込み】https://forms.gle/mHxWK8Ayp1Ta7o8i8

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