FRC-Activity お知らせ

FIRST® Robotics Competition出場チームを発足!

一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構(所在地:京都府相楽郡精華町、代表理事:川節拓実、通称:Scramble)は、FRC(FIRST® Robotics Competition)参加チームを新設しました。本機構所属のRoboMaster、RoboCupJunior、MicroMouse、RoboCupSSLの4チームと互いに技術・ノウハウ等を共有し、競技会で上位入賞を目指します。

本情報はPR TIMES様でもプレスリリース配信しております。

「FRC(FIRST® Robotics Competition)」とは

アメリカのNPO法人FIRSTが15~18歳を対象に主催する国際ロボットコンテストで、世界35カ国より約3,800チーム、9.5万人以上が参加しています。毎年1月にロボット競技のルールが発表され、世界各国で開催される地方予選までの約6週間で50kg程度の大型ロボットを製作します。具体的には、3D CADを用いた設計と組立、自律制御や遠隔操作の為のプログラミング、およびロボットの操作練習を行います。大会では、3つのチームで1つの連合チームを作り、試合ごとに連合チームの構成チームを変えながら競い合うのが特徴で、世界各国から集まる他チームメンバーと英語でコミュニケーションする能力も必要です。地方予選でロボット競技の成績が高いチームや、後述する日々の活動が高く評価されたチームは、アメリカで開催される世界大会への出場権を手にします。

FRCのキャッチコピーに”More than Robots”があり、この言葉は「FRCは単にロボットを作るだけのコンテストではない」ことを表しています。ロボット製作以外に社会奉仕活動等、アウトリーチ活動の実施もコンテストの一環です。この活動の中でチームは様々な社会問題の解決やSTEM教育の普及に携わります。またFRCに参加するには年間約300万円以上の資金が必要になりますが、これはすべてチームメンバー自らが調達しなければなりません。そのためチームは企業とのスポンサー交渉やクラウドファンディング等を通じて資金を集めます。

“More than Robots”を評価するため、FRCで権威ある賞の一つに”Chairman’s Award”があります。これはアウトリーチ活動をはじめ日々の活動がFIRSTやFRCの理念に沿っており、参加者の手本となるチームに贈られるものです。地方予選において世界大会への出場権を獲得できる賞の一つであり、さらに世界大会でこれを受賞すると世界大会への恒久的な出場権を手にすることができます。

FRCの大会の様子

「Scramble-FRCチーム」の紹介

Scramble-FRCはScrambleの4番目の重点強化チームとして2020年9月に発足しました。けいはんなオープンイノベーションセンター(京都府相楽郡精華町)を拠点とし、京都府や奈良県などから集まった11人のメンバーで活動中です。メンバーの多くはFLL ChallengeやRoboCup Junior、World Robot Olympiadなどのコンテストへの出場経験があり、このうちFLL ChallengeとRoboCup Juniorでは世界大会で入賞した者もいます。

一方、FRCはロボットコンテスト未経験者でもロボット工学を学ぶ最適な場になります。またはアウトリーチ活動に強い興味を持ちチームに加入したメンバーもいます。FRCの活動内容は「まさにロボコン!」といったようなものから社会に働きかけるようなものまで多岐に渡り、課外活動に積極的な学生にとってはうってつけの場です。

現在は来年1月のシーズン開始に向けて、日々、他チームのロボット分析や、数多くのロボコン経験から得た知識を元にメンバー同士での教えあいや講習会を実施しています。

主要メンバー紹介

藤井悠伍(高校1年生(16歳) チーム発起人・チームリーダー)

私は以前FRC主催者の「FIRST」が9歳から16歳向けに開催しているFLL Challengeに2年間参加していました。この世界大会に出場した時にFRCのロボットを見せて頂いたことをきっかけに、今後より専門的なロボット工学やチームマネジメントを学びたいという思いから、FRCに取り組むことを決めました。FRCは困難の連続ですが、世界大会優勝を目指して自分達を鍛錬し乗り越え、Scrambleの重点強化チームとして他競技のチームと連携し更なる高みを目指します。また、私は中学の部活からロボコンを通じてSTEM教育を受けてきた身ですが、STEM教育の環境を整えることは簡単ではないことを学生ながら実感しています。そこで、自分達が果敢に挑戦することで、微力ながらより多くの児童や社会にSTEM分野の理解や興味関心、さらには普及に貢献できるよう努めていきたいです。

中村篤(高校1年生(16歳) 運営担当)

私は中学生のとき、FLL Challengeに参加していました。FLL Challengeも、単にロボットを走らせるだけではなく、チームの活動などについてのプレゼンテーションも競技のひとつとされていて、実践的な経験を積むことができるコンテストです。世界大会にも二度出場し、そのプロセスから多くのことを学ぶことができ、非常に有意義な経験でした。FRCでは「チーム運営を選手自らが行う」という特性上、チーム内外をよく俯瞰した上でより主体的、能動的に活動に取り組むことが求めらます。今回、このような学びこそ自分に必要なものだと考え、参加を決心しました。FRCに参加しなければ高校生としてまず直面しえないような課題、悩みにたくさん出会うかと思いますが、自己研鑽を積み重ね、真摯に取り組んでいきます。

山﨑隆平(高校1年生(16歳) ハード担当)

今までの活動は小型ロボットの制作が主でしたが、大型ロボットの製作への憧れと、チームワークを発揮した開発に興味があり参加することにしました。FRCは大人数でロボットを制作するので、チームワークが大切になります。私はこれまでの活動の中でFRCでも肝となる3DCADの技術を習得しました。その技術と経験を活かしハード担当として、最高のチームとなるようチーム内での技術共有や勉強会などを率先していきたいと思います。さらにスポンサーや支援者様などの資金での開発となるため責任も大きくなりますが、全力で取り組み世界大会で誇れるロボットを製作していきます。

左から藤井君、中村君、山崎君

Scramble代表理事 川節拓実コメント

本チームは、京都・奈良の中高生からチーム設立の要望を頂いたことをきっかけに発足しました。FRCではロボットを作ることは競技のごく一部に過ぎず、むしろアウトリーチ活動や資金調達・PRを含めた組織作りが中心となっている、本邦では珍しいロボコンです。これらを主体的かつ実践的に学ぶ事は本機構の重点強化チームの趣旨と完全に一致し、また彼らの熱意とこれまでの努力に応えるため、この度Scramble-FRCチームを設立しました。中高生からこれらの活動に意欲的に参加してもらうことによって今後日本、ひいては世界をリードするエンジニアが生まれることを期待しています。

メンバー・メンター募集

新規メンバーも引き続き募集しています。ロボットが好きな方はもちろん、国際交流や社会貢献がしたい方、組織の経営について学びたい方、英語が得意な方などには特におすすめです。ロボット初心者や少し遠方の方でも大歓迎です。少しでも興味がある方はお気軽にご連絡ください。また、ロボットの技術指導をしていただけるメンターも募集しています。

「次世代ロボットエンジニア支援機構(Scramble)」について

Scrambleは、日本のものづくりを担う次世代のエンジニアの育成、およびものづくり業界・文化の活性化をミッションに掲げています。ロボットコンテスト(ロボコン)を人材育成の場として活用し、様々なロボコンに出場する学生・子ども達への製作費やメンター提供、ものづくりスペースの提供など多岐に渡る支援事業を実施しています。また、学生・子ども達から現役エンジニアまで全世代のスキルアップや初学者の参入障壁を下げる取り組みおよび非エンジニア層に向けた広報活動などを展開し、エンジニアを憧れでカッコいい職業に感じてもらい界隈の人口増加を狙う事業を展開しています。

【ご支援のお願い】
次世代ロボットエンジニア支援機構では企業様、個人様からのご支援によって事業を推進しています。ご支援の詳細はこちらをご覧ください。
企業様:https://scramble-robot.org/support/sponsor_info/
個人様:https://scramble-robot.org/support/supporter_info/

 

詳細情報

「一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構」

法人名:一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構
所在地:京都府相楽郡精華町精華台7-5-1けいはんなオープンイノベーションセンター209号室
代表者:代表理事 川節拓実(大阪大学助教)
設立:2020年5月18日
URLhttps://scramble-robot.org/
事業内容:次世代のエンジニア育成・支援、ものづくり界隈活性化
詳細資料https://prtimes.jp/a/?f=d62410-20200912-6515.pdf

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